ため池ハザードマップについて

更新日:2021年06月30日

近年、局地的な大雨や大規模な地震の発生などにより、ため池の被害が全国各地で発生しています。また、過疎化、高齢化が進行し、ため池の適切な管理や緊急時の伝達が的確に実施されないことが懸念されています。 このため、大型地震等で堤防が、万が一決壊したときに備えて、住民が迅速かつ安全に避難するために被害想定区域や避難場所等が表示された「ため池ハザードマップ」を作成しました。   1.ため池ハザードマップとは ため池災害が発生したとき、その影響が及ぶと想定される区域と避難に関する情報を地図にまとめたものです。 浸水想定区域は、ため池が満水状態の時に大地震を受け、堤防が瞬時に決壊するという条件でシミュレーションを行っており、浸水が想定される最大の範囲を示しています。浸水した時の最大水深を水深ごとに色を変え表示しています。 また、浸水区域外でも安心せず、日常から災害に備え、災害が発生したときに、被害を最小限に抑えるために、このマップを活用してください。 (実際には、ため池の水位、決壊の過程、土地利用の状況などにより浸水する区域に差異があります。)   2.ため池ハザードマップの利活用について ため池ハザードマップを整備・活用することにより、災害発生時に迅速・的確な避難を行うとともに、災害による被害の低減を図ることができます。 また、作成したハザードマップを住民自身で確認いただくことで、地域の危険個所の診断、あるいは災害時の対処方法を検討し、日頃から防災意識を高めることに役立てていただきます。

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