西明寺本坊庭園
指定期日
昭和62年1月24日
建立年代
江戸時代
数
1
説明
江戸時代、延宝(えんぽう)元年(1673年)、望月越中守友閑(ゆうかん)が、当山復興の記念として造られた庭園である。 池の中央は折り鶴を形どった鶴島で、左が亀島である。池の水の部分は心字池となっていて、池泉回遊式である。 築山の立石群は本堂に安置している本尊薬師如来と日光・月光(がっこう)の菩薩及び十二神将等の眷属 (けんぞく) を表し、植木の刈り込みは雲を形どって薬師の浄瑠璃(じょうるり)浄土を具現化したものである。 本庭園は小堀遠州の作庭を参考にした造園になっており、鎌倉時代の八角石灯籠(とうろう)(石屋弥陀六(みだろく)作)や連珠模様の室町時代を偲ぶ石灯籠がある。
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更新日:2021年06月30日