金山神社境内未完成石塔群

更新日:2021年06月30日

金山神社境内未完成石塔群

指定期日

昭和63年3月25日

建立年代

室町時代

説明

仏を造って祭ることは尊いことでしたが、一般庶民には届かぬ夢でした。それが室町時代になって、比較的安く手に入る石で仏像がたくさん造られるようになりました。 昭和63年に金山神社境内で発見された石仏、五輪塔などは制作途中のものや失敗した作品など90体余りあって、金屋に石仏などの工房があったと考えられます。これは石材が近くの犬上川から得られること、調査により石の形や質によって石仏や塔の形の取り方が変わること、制作の順序や仕方などが明らかにされました。 現在、この石塔群は収納庫に収まっていますが、8月の地蔵盆には公開され、賑やかな子どもの祭りが行われています。

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