正楽寺若一神社宝塔
指定期日
昭和40年10月11日
制作年代
鎌倉時代
説明
大正8,9年頃、勝楽寺(しょうらくじ)裏山から移転されたものといわれ、若一神社本殿右の石積みの上にあります。 この宝塔は二重壇上の建ち、塔の各部とも同じ高さ220センチメートルの花崗岩製の塔です。次のような銘が刻まれています。
当先考沙弥願念十三年忌奉造立之延慶四年辛亥二月二十八日願主清原これによって、「清原」なる人物が亡き父の十三回忌に建立した供養塔であることがわかります。延慶4年(1311)とありますので、西明寺宝塔建立の7年後であり、勝楽寺創建の30年前に建てられたことになります。 沙弥(しゃみ):仏門に入った人、僧のこと。
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更新日:2021年06月30日